キレイにダイエットするためのカギは「腸内フローラ」~腸内環境を整えよう!

健康, 食事&栄養

こんにちは!パーソナルトレーニングジムWELBEXです。

「キレイにダイエットするためには、腸内環境が重要」というのはご存知でしたか?

じつは腸内環境によって、痩せやすい体質、太りやすい体質が決まるともいわれています。

今日は、腸内環境を整えてキレイにダイエットするための方法を解説します。

腸内環境とダイエット

人間の腸には100兆個以上の腸内細菌が存在しています。

その様子を顕微鏡で観察すると、まるでお花畑のように見えることから「腸内フローラ」とも呼ばれています。

ダイエットにおいて重要なのは、この腸内フローラに存在する菌のバランス。

まずは、その菌の種類を見ていきましょう。

腸内細菌3つの種類

◆善玉菌(ぜんだまきん)

善玉菌は腸内環境をよくしたり、お腹の調子を整えたりする菌です。

代表的な善玉菌としては、ビフィズス菌や乳酸菌、酪酸菌などがあります。

悪玉菌(あくだまきん)

便秘や下痢の原因となり、有害物質をつくり出して腸内環境を悪化させる菌です。

代表的な悪玉菌としては、ウェルシュ菌や大腸菌などがあります。

日和見菌(ひよりみきん)

日和見菌は、善玉菌にも悪玉菌にも属さない中立の菌です。

善玉菌が多いときは善玉菌の味方を、悪玉菌が多いときは悪玉菌の味方をします。

身体の調子が悪い時などには、腸内で悪い働きをします。

◆大事なのは善玉菌・悪玉菌・日和見菌のバランス

腸内細菌には紹介した3つの種類がありますが、「とにかく善玉菌ばかり多ければいい」という訳ではありません。

腸内フローラのバランスは「善玉菌:悪玉菌:日和見菌」が「2:1:7」が理想的だといわれ、これが崩れると腸内環境が悪化してしまいます。

腸内環境を悪化させる3大習慣

1.バランスの悪い食生活

悪玉菌は脂質や動物性タンパク質を好むため、コンビニ弁当やジャンクフードばかり食べていると、腸内環境が乱れやすくなります。

また、アルコールやタバコなども悪玉菌を増やす原因になるため、飲酒・喫煙習慣のある方は注意が必要です。

2.運動不足・睡眠不足

運動不足や睡眠不足も、腸内環境を悪化させる原因のひとつ。

デスクワーク中心の生活を送っている方は、軽い運動から始めて運動習慣を身につけるのがオススメ。

運動習慣が身につけば、ほどよい疲労感を得られて安眠にもつながります。

3.ストレス

脳と腸は互いに相関関係にあり、その関係は「脳腸相関」と呼ばれます。

つまり、脳がストレスを感じれば腸がストレスを感じ、腸内環境が悪化してしまうのです。

腸内環境を整えるとキレイにダイエットできる3つの理由

ここまで腸内細菌の種類や、腸内環境を悪化させる習慣をご紹介してきました。

では、なぜ腸内環境を整えるとキレイにダイエットできるのか。

ここからは、その理由を3つ解説します。

1.痩せ菌が増える

腸内環境が改善されると、善玉菌や日和見菌のバクテロイデスといった、いわゆる「痩せ菌」の活動が優位になり、「短鎖脂肪酸」という物質をつくり出します。

短鎖脂肪酸は栄養が脂肪になるのを防いだり、食欲を抑えたり、代謝を活発にするなどのはたらきを持っています。

つまり、腸内環境が改善されれば痩せやすい体質になるのです。

2.きちんと栄養吸収ができるようになる

腸内環境が悪いと、せっかく摂った栄養もうまく吸収できません。

腸内環境が改善されれば栄養吸収が効率よく行えるようになるため、少量の食事でも満足感を得られるように。

また、食べ過ぎを防げるのはもちろん、腸の活動が正常化されるため、便秘などの予防にもつながります。

3.幸せホルモンの分泌量が増える

神経伝達物質である「セロトニン」には、精神を落ち着かせる働きがあります。

幸せホルモンの「セロトニン」は、そのほとんどが腸管でつくられます。

そのため、腸内環境が改善されるとセロトニンの分泌量が増えて、前向きな気分になることができます。

特に、女性は男性よりもセロトニンの生成能力が低いといわれています。

またホルモンバランスが乱れやすいため、女性がキレイにダイエットする上で腸内環境を整えておくことは、とても重要なことなのです。

腸内環境を改善するためにオススメの方法

では、ここからは、具体的に腸内環境を改善するための方法をご紹介します。

◆生活のリズムを整える

朝はできるだけ毎日同じ時間に起き、1日3食バランスよく食べ、適度に運動し、良質な睡眠を取りましょう。

規則正しい生活リズムは、便習慣を整えて腸内環境を改善してくれます。

いきなり全ては難しくても

・朝食を食べる

・ウォーキングをする

・早寝する

といった中から、1日ひとつ選んで始めてみましょう。

◆食物繊維・発酵食品を食べる

栄養バランスの乱れは、そのまま腸内環境の乱れに。

食物繊維が豊富な野菜、きのこ、海藻などを取り入れて、バランスよく食べましょう。

また、発酵食品は消化を助けてくれるほか、その菌そのものが善玉菌のエサになって腸内環境を整えてくれます。

そのため、普段の食生活にキムチや納豆、ヨーグルトや味噌などを積極的に取り入れましょう。

自分の腸に合った食品を見つけることができれば、ダイエットもスムーズに進めることができますよ。

まとめ

いかがでしたか?

人間の腸にはたくさんの菌が住んでいて、そのはたらきは私たちの体や心に様々な影響を与えます。

そして、そのはたらきを知った上でうまくコントロールできれば、キレイにダイエットすることができるでしょう。

ぜひ、この記事をあなたの腸内環境改善に生かしてくださいね。

 

池袋、赤羽のパーソナルトレーニングジムWELBEX-ウェルベックス-では、糖質制限のような食べないダイエットはお勧めしていません。

栄養バランスの良い食生活に改善して、一緒に美ボディを目指しましょう!

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